イプシロン決済システムでは、CGI によるデータのやり取りを加盟店様と実施しているため、以下の環境または準ずる環境が必要です。
それぞれの条件に、加盟店様の環境が対応しているかご確認ください。イプシロンで推奨して
おりますソフトウェアについては、オープンソース(フリー)なものだけで加盟店様でシステム構築が可能となっており
ます(サーバ証明書を除く)。従いまして加盟店様の費用負担が低減されます。
イプシロン決済システムでは、セキュリティ向上のためオンライン決済受付におきまして、加盟店様ごとにIP アドレス もしくはドメインによる接続制限を実施しております。使用するサーバのIP アドレスまたはドメインは、固定(複数でも 可)であることが必須となります。
加盟店様環境で購入者様情報、注文情報等を保持するために必要です。加盟店様環境にてデータの保存、もしくは DB 以外の方法で格納する場合は必須ではございません。
参考DB ソフト:Mysql、Postgres、Oracle 等
イプシロン決済システムのCGI とデータをやり取り、もしくは購入者様との情報をやり取りするために必要です。
イプ シロンで推奨している言語は、下記のサンプルにも使用しているPerl となります。Perl 以外のPHP、Ruby、JAVA 等 のhttp(https 含む)プロトコルでの通信が可能である言語であれば問題ございません。
イプシロン決済システムでは、SSL 通信(https プロトコル)を可能としていますので、購入者様の情報を保護する観点 からもSSL 通信が可能である環境が必要です。項番(3)で示したモジュールの実行環境においてもSSL通信を可能とするものが必要です。
<重要>
イプシロンテスト環境および本番環境はグローバルセキュリティ基準「PCI DSS v3.2」に準拠するため、脆弱性が指摘されている暗号化方式(SSL 3.0、TLS 1.0、TLS 1.1)を段階的に閉塞します。
動作環境 | 通信環境 | 閉塞期日 |
---|---|---|
テスト環境 | SSL 3.0、TLS 1.0、TLS 1.1 通信の閉塞 |
2015年11月27日 |
本番環境 | SSL 3.0 通信の閉塞 | 2016年5月26日 |
TLS 1.0、TLS 1.1 通信の閉塞 | 2018年5月末 |
この通信要件の変更に伴いまして、加盟店様からの通信プロトコルをTLS1.2 に対応していただく必要があります。
接続設定につきまして、詳細は別紙「接続確認手順」を参照ください
イプシロン決済システムは、購入者様-加盟店様との通信についてhttps(http 含む)プロトコルを使用していますので、購入者様のWeb ブラウザより加盟店様のシステムに対して接続可能なシステム(ソフトウェア)およびネットワーク の構築が必要です。
項番(4)の通信要件の変更に伴いまして、加盟店様および購入者様のWeb ブラウザでTLS1.2 通信を可能にする必要があります。
イプシロン決済システムからの応答は、XML 形式で記述されておりますので、それを解析するモジュールが必要で す。
トークン方式は、Javascriptの動作するブラウザを前提としております。Javascriptの利用できない端末(一部フィーチャーフォン等)では、トークン方式をサポートいたしません。
以下に記載したOS/ブラウザにて動作確認を行っております。
≪動作確認済みのOS/ブラウザ≫※いずれも日本語版となります。
Windows10 / Microsoft Edge 25、Internet Explorer 11、FireFox 48、Google Chrome 52
Windows7 / Internet Explorer 11、FireFox 48、Google Chrome 52
Mac OS X 10.10 / Safari 9.1.2
動作未確認のOS/ブラウザでも利用可能な場合があります。
動作確認済のOS/ブラウザをご利用の場合でも、エンドユーザのご利用環境(設定、通信速 度等)によって正しく利用できない場合があります。
Internet Explorerは、version 11 以降の標準モードのみサポートされます。(Quirksモードでは動作いたしません。)
動作確認環境は随時更新されます。記載したバージョンのメーカーサポートが 終了した場合や新しいバージョンがリリースされた場合、記載内容から削除される場合があります。
オプションサービスの3Dセキュア認証支援サービスを契約される場合、下記の利用に関してご注意点がございますので、あらかじめご確認をお願いいたします。