店舗や展示会からの流入
ユーザーは実店舗や展示会で店舗名や商品を知り、後からスマートフォンで検索してネットショップに辿り着く場合があります。その場で購入に至らなくても、後からコンバージョン(購入)することも多いのです。
博報堂の行った調査では、「店舗内でスマートフォンを使って検索をしたことがある」と答えたスマートフォンユーザーは実に46%に上ります。そしてそのほとんどが、後に何らかの形でアクションを起こしていることがわかります。
店内でのモバイルデバイス利用調査

(博報堂DYグループスマートデバイス・ビジネスセンター公開資料2012年より)
実店舗での販売を行っている場合は、実店舗で「ネットショップがあること」を必ず告知しましょう。
SNSの投稿、ブログからの流入
一般携帯電話とスマートフォンを比べると、SNS、ブログの利用率が倍以上に増えています。(電通 スマートフォンについての利用実態調査2012年3月 より)

このような投稿をきっかけにショップに訪れることも多くなっています。投稿されるURLによってはトップページではなく商品ページに直接流入する場合も十分考えられますので、スマートフォンでも商品情報を詳細に見られるようにしておきましょう。
商品やパッケージからの流入
見落とされがちですが、「商品そのもの」がユーザーとショップをつなぐ重要な接点です。商品を入手した後に、商品を見ながら類似商品を探したり、価格を検索することは少なくありません。
商品を売りっぱなしにするのではなく、リピートして購入してもらえるように、商品のパッケージや梱包材の中にネットショップの告知を同封するなどの工夫を行いましょう。
スマートフォン広告

広告代理店ではスマートフォン広告を取り扱っており、バナーや帯状の広告を表示させることができます。
広告代理店ではユーザーの属性に合わせて広告を表示したり、表示する時間帯を細かく設定できるため、特定のユーザー属性にアピールしたい際や、特定の目的(イベントなど)がある際には利用してみると良いでしょう。
またリスティング広告でも、「スマートフォンから検索されたときのみ表示する」といった設定が可能です。
まとめ
- 実店舗での販売を行っている場合は、実店舗で「ネットショップがあること」を必ず告知しましょう。
- スマートフォンでも商品情報を詳細に見られるようにしておきましょう。
- 商品のパッケージや梱包財の中にネットショップの告知を同封するなどの工夫を行いましょう。
- 特定のユーザー属性にアピールしたい際や、特定の目的(イベントなど)がある際にはスマートフォン広告も利用しましょう。