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ECサイト 売上向上ノート

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  4. 商品を買うターゲットを分析しましょう

商品を買うターゲットを分析しましょう

商品を買うターゲットを分析しましょう

ユーザーを育てるためにの記事において、ネットショップでは様々な方法で「見込み客」を呼んでくることが大切であるということはお伝えしました。しかし、集客方法は見込み客の属性(性別、年齢、職業など)によって大きく異なってきます。

例えば、「車椅子」は高齢者が買うものだからといって、高齢者自身が買うとは限りません。高齢者の子供である、40代後半~50代後半の人がプレゼントとして買うことも多いはずです。

あなたが売っている商品を買う人、つまり「ターゲット」を見誤ると、集客方法や集客場所を間違えてしまうことになるのです。ターゲットがどんな人なのかを商品の特徴から導き出し、しっかり把握してから集客方法や集客場所を考えましょう。

「商品の特徴」と「ターゲット」を考えてみましょう

あなたがネットショップで売りたい商品を、「商品の特徴」と「ターゲット」の面から分析してみましょう。もうやっている、と思われるかもしれませんが、下の例のように、できるだけ詳細にたくさん書き出しておくと、キャッチコピーや商品説明を書く際にも役立ちます。

(例)京都の緑茶をネットショップで売りたい場合

商品の特徴

  • 京都宇治で50年店を構えているお茶屋のお茶
  • 高級感、本物のおいしさがウリ、大事な席でお出しできる
  • 京都で栽培したお茶を100%使用している、無添加、無農薬
  • 値段は100グラム4,000円と、普通のお茶から見ると3~4倍の価格
  • 一袋(100グラム)で、2~3人分のお茶が20回程度いれられる(パックではない)
  • 色が非常に鮮やかな黄緑色で、美しい
  • 半年間茶筒に入れて保存できる
  • お茶の苦さや渋さが苦手な方も、甘い口当たりでおいしく飲める

ターゲット

40代後半~それ以上の女性

  • お茶に「香り」「風味」「味」などの面でこだわりを持っている方
  • 近所でお茶会などをよく開く、家に人を招く方
  • お茶菓子をよく購入される方

30代前半~40代後半の男女

  • 年配の方へのプレゼントを考えている方
  • お祝いのお礼や、ご挨拶の機会がある方

ターゲットとなる方によって、好まれる言い回しや、サイトの色、サイトの雰囲気も変わってきます。中には同じ商品を扱っていても見せ方を変えるために、サイト自体を分けているショップもあります。

また、実際に商品を購入した人のデータは必ず集めておきましょう。ショップの構成を改善する際や、購入者へ新商品を紹介する際に便利です。