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クレジットカード決済端末を導入するには|手数料や選び方も解説

クレジットカード決済端末を導入するには|手数料や選び方も解説

現在さまざまなキャッシュレス決済が普及しており、そのなかでもクレジットカード決済は現在最も使用されている決済手段です。クレジットカード決済が人気の理由は、現金のやり取りがなく分割払いも可能で、ポイントが貯まる点などが挙げられます。

また、事業者にとっては販売機会の損失を防ぎ、単価の向上を見込めるといったメリットがあります。店舗を運営するうえでクレジットカード決済は必須ともいえ、そのためには決済端末の導入が必要です。

この記事ではクレジットカード決済端末の導入を検討している方に向けて、クレジットカード決済の必要性や導入のメリットを解説します。また、端末の種類や使い方、決済代行業者を選ぶ際のポイントなどもお伝えするので、参考にしてください。

クレジットカード決済端末の必要性

キャッシュレス決済の需要は年々増え続けています。2022年の経済産業省の発表によると、直近の5年間でキャッシュレス決済比率は10%以上伸び、32.5%まで増加しました。経済産業省は2025年には4割程度、将来的に世界最高水準の80%まで上昇させることを目指しており、今後もキャッシュレス決済は拡大すると考えられます。

なかでもクレジットカード払いを選ぶ消費者は多く、上記の発表ではクレジットカードの支払額は最も多い27.7%、次いで電子マネーが2.0%、QRコード決済が1.8%となりました。

クレジットカード決済は「ポイントがつく」「会計時のやり取りが楽」などの理由から消費者にとってメリットが大きい支払い方法です。店舗を経営するなら、クレジットカード決済の導入は不可欠といえるでしょう。

クレジットカード決済導入には決済端末(CAT端末)が必要です。さらにPOSレジ(販売情報を集計・管理できるレジ)と連動させることで、キャッシュレス決済をスムーズに導入でき、管理業務の効率化も図れます。

参照:経済産業省「2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました」

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クレジットカード決済端末を導入するメリット

クレジットカード決済端末を導入するメリット

クレジットカード決済および端末を導入することで、業務効率化や顧客満足度の向上などが期待できます。ここではクレジットカード決済端末を導入する、主なメリットは次の3つです。

  • さまざまな決済方法を導入できる
  • 売上管理が楽になる
  • 顧客層の拡大や客単価の増加が見込める

各メリットについて以下で解説します。

さまざまな決済方法を導入できる

クレジットカード決済の端末はCAT端末とも呼ばれ、使用するカードの有効性を確認するための機器です。カード情報に問題がなければ、そのまま決済が行われます。

決済端末の種類は「クレジットカード決済端末の選び方」の項目で詳しく解説しますが、マルチ決済端末を選択すれば、クレジットカード以外の決済方法もまとめて導入できます。

マルチ決済端末とは、クレジットカード・電子マネー・QRコードなど複数の決済を利用できる端末のことです。通常、決済方法ごとに専用端末が必要ですが、マルチ決済端末なら1台でさまざまな決済に対応できます。

コンパクトなためレジ周りが整えられ、操作方法を覚える端末が1台で済むのもポイントです。また、決済手段を豊富に用意することで、幅広い顧客のニーズに応えられます。結果として取りこぼしを減らし、ユーザビリティの向上にも役立ちます。

売上管理が楽になる

端末による決済はデータで管理でき、売上や現金管理の手間・リスクが省ける点もメリットです。

例えば、決済代行業者のGMOイプシロンが提供するマルチ決済端末では、取引や売上金額の確認、決済端末追加申請などを管理画面から行えます。決済代行業者を利用すると、複数の決済手段による売上や各カード会社の締め日・入金日が統一されるため、キャッシュフローも把握しやすくなります。

くわえてクレジットカード決済は、カード会社が購入代金を立て替える支払い方法であることから、代金未回収のリスクは基本的にありません。また、現金によるやり取りが減ることで、ミスの軽減やレジ業務の時間短縮も可能です。売上・現金の管理が楽になることは、業務効率化につながります。

マルチ決済端末の特徴

顧客層の拡大や客単価の増加が見込める

クレジットカード決済の導入はキャッシュレス派の来店を逃さず、顧客層の拡大が見込めます。JCBが2019年に行った調査によると、キャッシュレス決済を利用できない店舗は「次回以降の来店意欲が下がる」との回答が53.5%もありました。

前述したようにキャッシュレス決済の利用者は増加傾向にあるため、クレジットカード決済の導入は顧客の来店意欲を高め、販売機会の損失を防げると考えられます。コロナ禍収束に向けて回復しつつあるインバウンド需要に対しても、クレジットカード決済は不可欠といえるでしょう。

また、クレジットカード決済なら高額の支払いもしやすいため、客単価の向上も見込めます。公正取引委員会の調査によると、クレジットカードの使用機会で最も多いのは「店舗で高額な買い物をするとき」でした。現金払いでは購入をためらう商品も、クレジットカード決済なら分割払いを選択できるため、購入のハードルが下がります。

参照:JCB「キャッシュレス決済に関する調査」公正取引委員会「クレジットカードの取引に関する実態調査報告書」

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クレジットカード決済端末の選び方

クレジットカード決済端末の選び方

クレジットカード決済の端末には2種類あり、両者にメリット・デメリットがあります。それぞれの違いや選ぶ際のポイントを確認しましょう。

種類で選ぶ

クレジットカード決済の端末は、大きく2種類に分けられます。

  • 据え置き型
  • モバイル型

据え置き型はレジと有線でつなぐタイプです。電話回線やLAN回線を用いるためセキュリティが強固であり、紛失のリスクが少ないメリットがあります。ただし、レジ周りに設置するためのスペースが必要です。

モバイル型は持ち運びでき、モバイル通信(4G・5G)やWi-Fiを利用してレジと接続します。飲食店のテーブル会計や移動販売、イベント時など、さまざまな場面で活用できます。デメリットとしてはバッテリーの管理が必要で、レシートプリンターが内蔵されていない端末は基本的に別途購入が必要です。

端末は用途や店の形態に合わせて選ぶことが大切ですが、複数の決済手段を利用できるマルチ決済端末がおすすめです。クレジットカード・電子マネー・QRコードなどを1台で決済できるため顧客のニーズに対応でき、決済手段ごとに端末を設置する必要もありません。

コストをシミュレーションする

クレジットカード決済端末は、種類や機能によって導入コストが変動します。

据え置き型は設置工事が必要なため、モバイル端末よりも導入コストが高くなります。電話回線やLAN回線を使うため、回線の開通工事が必要になるケースもあるでしょう。

店舗規模によっては、端末代金と合わせて数十万円から数百万円かかることもあります。その分機能性に優れているため、大型店舗や幅広い客層に対応する店舗に適しています。

モバイル型は工事不要で、数日から数週間で導入可能です。そのため初期費用も据え置き型に比べて安く、小規模店舗向きといえます。どちらにしても、店舗の形態やオペレーション、機能性とのバランスで選ぶことが重要です。

マルチ決済端末の導入料金

クレジットカード決済端末の使い方

クレジットカード決済端末の使い方

ここからは、クレジットカード決済端末の基本的な操作方法を説明します。導入する機種によって異なる部分もありますが、基本的に大まかな流れは同じです。

  1. 1. 端末の電源が入っていることを確認する
  2. 2. 端末に決済金額を入力する
  3. 3. 支払い回数を指定する
  4. 4. クレジットカードを差し込む(またはスライドさせる)
  5. 5. 顧客に暗証番号を入力してもらう
  6. 6. 売上票とレシートが出力される

クレジットカードの読み込みは、ICチップがついたクレジットカードであれば端末に差し込むことで情報を読み取ります。ICチップがないカードの場合は、カードをリーダーにスライドさせて読み込みましょう。

タッチ決済対応の端末なら、クレジットカードをかざすだけで完了するため、より簡単に決済できます。ただし、クレジットカードがタッチ決済に対応していないと使えません。

タッチ決済では基本的に暗証番号の入力が不要になりますが、金額によっては入力を求められることがあります。もし、暗証番号がわからない場合は未入力のまま確定し、売上票にサインをもらいましょう。

クレジットカード決済端末を導入する方法

クレジットカード決済端末を導入する方法

クレジットカード決済端末を導入する方法は、主に2つあります。クレジットカード会社と直接契約する方法と、決済代行業者を利用する方法です。それぞれの違いを解説します。

各社と直接契約する

1つは、VISA・Master Card・JCBといった各クレジットカード会社と個別に契約する方法です。審査から導入まで個別に申し込む必要があり、決済処理や売上入金申請なども直接カード会社に行います。

直接契約は決済手数料が安くなる可能性がありますが、それぞれのカード会社に対応したシステム構築が必要になるため、導入に手間やコストがかかります。また、カード会社ごとに入金サイクルが異なるため、管理が複雑になる点がデメリットです。

スムーズな運用を目指すなら、決済代行業者を経由して申し込む方法をおすすめします。

決済代行業者を利用する

決済代行業者はカード会社との契約代行や管理システムの提供を行い、決済処理・売上入金なども一括で管理できるサービスです。決済代行業者1社と契約するだけで、複数のカード会社の決済をまとめて導入できるのがメリットです。

カード会社ごとに入金サイクルが異なっていても、決済代行業者を利用することで一本化できます。決済処理などの手続き業務もまとめられるため、管理業務が楽になります。また電子マネーやコード決済など、クレジットカード決済以外の豊富な決済手段も、一括で導入可能です。

決済代行業者を利用する場合はマルチ決済端末を提供している業者を選ぶと、よりスムーズに導入できるでしょう。

ご利用までの流れ
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決済代行業者選びのポイント

決済代行業者選びのポイント

カード会社各社と一括で契約・管理できることから、クレジットカード決済導入には決済代行業者の利用がおすすめです。本項では決済代行業者を選ぶ際の主なポイントを、3つ紹介します。

サポート体制を確認する

決済代行業者のサポート体制を確認しておきましょう。大手の代行業者は人員が多い分サポートが充実している傾向にありますが、充実度は業者によって異なります。

導入時だけでなく、運用中のトラブル対応の手厚さも重要です。システム運営中のミスやトラブルは十分に考えられるため、迅速なサポートを受けられるかどうかがポイントです。

多くの決済代行業者ではメールや電話によるサポートを行っていますが、24時間受付可能といった手厚いサポート体制がある決済代行業者をおすすめします。

また、コールセンターのつながりやすさや、対応の柔軟性もチェックしておきましょう。オペレーターでは対応できないケースも、あらかじめ担当者に確認しておくと安心です。

安全性が高い業者を選ぶ

決済代行業者を選ぶ際には、信頼性やセキュリティの高さも重要です。あわせてクレジットカード決済は売上入金まで期間が空くため、財務面での安全性も重視する必要があります。

セキュリティの高さは、プライバシーマークの取得やPCI DSSに準拠した環境を備えているかどうかをチェックしましょう。プライバシーマークは個人情報保護の認証制度、PCI DSSは国際カードブランドが共同で策定したクレジットカード業界のセキュリティ規格です。

クレジットカード加盟店には割賦販売法により、PCI DSSに準拠した環境整備や、カード情報の非保持化が求められています。規格に準拠したシステム開発や取り組みがされていれば、厳重なセキュリティ環境を提供していると考えられるでしょう。

また、経営基盤が安定した代行業者を選ぶことも大切です。決済代行業者が倒産すると未払いの売上が消滅する恐れがあります。創業年数・導入実績・知名度・利用者の評価などを参考にして、契約する決済代行業者を判断しましょう。

参照:経済産業省「改正割賦販売について」

オプションが充実しているかどうか

利便性の高さで選ぶことも重要なポイントです。さまざまなオプションを追加できる決済代行業者もあるため、店舗運営に合わせて柔軟に対応できる業者を選びましょう。

例えば、決済代行業者のGMOイプシロンでは、クレジットカード決済をサポートする多彩なオプションを提供しています。以下はそのなかでも資金繰りに役立つ便利なオプションです。

  • 早期入金サービス
  • 2回締め

早期入金は入金サイクルを早められ、2回締めは締め日を月2回に変更できるサービスです。

クレジットカード決済は売上の発生から入金まで期間が空いてしまいます。特に開業間もない場合や急な支払いが重なるような時期には、資金繰りに困ってしまうケースも考えられます。そういった際にもこのようなオプションを柔軟に選べると、経営に役立つ場面があるでしょう。

マルチ決済端末のスペック一覧
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クレジットカード端末に関するよくある質問

クレジットカード端末に関するよくある質問

クレジットカード決済端末でよく見られる疑問を取り上げました。主なものとして、決済手数料と個人での契約についてお答えします。

クレジットカード決済手数料はどのくらいか

クレジットカードの決済手数料は3.24%〜が一般的です。つまり1万円の売上に対して、最低でも324円の決済手数料がかかる計算になります。

クレジットカード決済が増えれば毎月の運用コストも増えるため、信頼性や利便性は考慮しつつ、できるだけ低料金な代行業者を選ぶとよいでしょう。

くわえて決済代行業者を利用する際には、決済手数料以外の費用も必要になる場合があります。

  • 初期費用
  • 月額固定費用
  • トランザクション費用(データ処理の手数料)
  • オプションサービス費用

決済手数料だけでなく、上記のようなコストの有無も忘れずに確認しましょう。初期費用や月額費用が不要な決済代行業者もありますが、見積もりをとったうえで店舗の規模や費用対効果などを考慮して、総合的に判断することをおすすめします。

個人でもクレジットカード決済端末を契約できるのか

クレジットカード決済端末は、個人での申し込みも可能です。ただし、クレジットカード決済の導入時には審査が行われ、信用度を調査されます。

クレジットカード決済は消費者・事業者・カード会社の間で信用関係(信用取引)で成り立つ取引形態です。三者のいずれかに不利益が生じないために審査が行われます。

審査期間を含め決済端末の到着までは約1~2カ月かかるため、余裕をもって申し込みましょう。間借りや一時的な副業などでも申し込みはできるので、決済手段を充実させることで売上アップを目指せます。

マルチ決済端末なら、小規模店舗でも設置スペースに悩むことなく導入が可能です。さらにモバイル型にすれば導入費用が比較的安く、屋外での使用や移動販売などでもキャッシュレス決済に対応できます。

クレジットカード決済端末を導入するなら

キャッシュレス決済が拡大するなかで、最も人気があるクレジットカード決済は導入必須といえます。販売単価や顧客満足度向上が見込めることは大きなメリットです。外国人観光客の来訪も回復傾向にあるため、ますます需要は高まると考えられるでしょう。

導入にはカード会社と直接契約するよりも、決済代行業者の利用が現実的です。複数の決済手段を一括で導入でき、決済業務や売上入金が一本化できるため業務効率化にもつながります。

決済代行業社のなかでもGMOイプシロンは、インターネット業界大手のGMOインターネットグループが運営しています。40,000社以上の導入実績をもち、国際規格のPCI DSS Ver3.2に完全準拠したセキュリティ環境を整備。信頼性が高く、業界最安水準で決済端末を利用できます。

クレジットカード決済をはじめ、多様なキャッシュレス決済に対応したマルチ決済端末も提供しています。現在リリースキャンペーンを実施しており、通常なら初期費用19,800円・月額費用1,500円のところ、今なら初期費用・月額費用0円で申し込みが可能です(2023年10月31日利用分まで)。

マルチ決済端末やキャンペーンの詳細については、こちらをご覧ください。
クレジットカード決済端末についてのご質問等は、こちらからお問い合わせいただけます。