SSLのバージョンについて

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SSLのバージョンについて

インターネット上で通信を暗号化して送受信する為のプロトコルのバージョンのことを、SSLのバージョンと言います。
バージョンが上がるごとに暗号の信頼性が向上しています。

SSLとTLSの関係

元々SSLは米ネットスケープ社が開発した技術で、バージョンは3.0まであります。
以降は、インターネットにおけるさまざまな標準規約をさだめているIETF(The Internet Engineering Task Forceの略) のワーキンググループでの仕様策定に移行し、名前も「TLS」に改められました。
元がSSLと呼ばれるプロトコル(通信手段)、SSL3.0の次のバージョンがTSL1.0という関係ですがSSLという名称が広く定着している為、実際にはTLSを指していてもSSLと表記をしたり、「SSL/TLS」「TLS/SSL」などと両者を併記したりする事が多くあります。 SSLとTLSの間には互換性はありませんが、大枠の取組みはほとんど同じです。

機能

SSL/TLSには次のような機能があります。
・通信内容の暗号化
・通信内容の暗号化、通信相手の証明
・通信相手の認証によるなりすましの防止
・伝送時にメッセージの改竄がないかを調べる認証
SSL証明書の認証による通信相手の実在を保証し、暗号化によって安全な通信を実現します。

SSLの各バージョンの特長

SSL1.0

SSLの最初のバージョンであり、ネットスケープコミュニケーションズ社が設計。
設計の段階で大きな脆弱性があった事から実装されなかった。

SSL2.0

SSL1.0の問題を修正し、1994年にSSL2.0としてネットスケープコミュニケーション社が発表。
同社のウェブブラウザであるNetscape Navigator 1.1においてSSL 2.0を実装した。その後、SSL2.0にも脆弱性が発見され、現在では多くのWebブラウザーの初期設定でSSL2.0が無効となり、 Webサイト側も3.0に移行することになった。

SSL3.0

Netscape Nabigator2.0で採用されたバージョン。
ネットスケープコミュニケーションズ社はSSL 2.0の問題を修正するとともに機能追加を行い、1995年にSSL 3.0を発表した。広く使われたが、脆弱性「POODLE」が発見された為遂に終焉、 Webサイト側もSSL3.0を無効化し、TLS1.0以降へと移行する事になった。

TSL1.0

IETFによる最初のバージョン。
プロトコル内部で使われるバージョン番号は、SSL3.1である。

TLS1.1

暗号化にAESを正式導入するなどしたバージョン。
TLS 1.0からの変更点は、新しく発見された攻撃手法に対する耐性の強化が中心である。
ブラウザはOperaは対応しており、プロトコル内部で使われるバージョン番号は、SSL3.2である。

TLS1.2

ハッシュにSHA-256が追加されたバージョンで、RFC5246として標準化された。
プロトコル内部で使われるバージョン番号はSSL3.3である。

TLS1.3

2018年8月にリリースされた最新バージョン。
旧式の暗号化アルゴリズムを削除、データ圧縮の非サポート化がされ、 ハンドシェイクを暗号化する仕組みが導入されることでセキュリティが強化された。

現在お使いのSSLが安全か否かは、セキュリティ診断サイト等で確認する事が出来ます。
個人情報の取扱が取りざたされる今、ネットでのセキュリティーの強度は大変重要とされているので、こまめに診断し対策を打つ事が大切です。

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