決済サービス
Payment service

3Dセキュア2.0(EMV3Dセキュア)とは

3Dセキュア2.0とは、インターネット上でクレジットカード番号・有効期限以外にパスワードなどで追加認証を行い、クレジットカード決済を行う仕組みです。現在では、「VISA」「MASTER」「JCB」「AMEX」の4ブランドが採用しています。

  • ※ブランドごとに異なる名称ですが、総称して「3Dセキュア2.0」と呼ばれています。

オンラインショッピングで3Dセキュア2.0をご利用の購入者様

こちらのページは決済を導入する事業者様向けの3Dセキュア認証サービスのご紹介ページとなります。
オンラインショッピングにおける3Dセキュア2.0の利用方法を知りたい、登録方法を知りたい、ワンタイムパスワード・生体認証方法を質問したい等の場合については、購入者様がご利用のクレジットカード会社へお問合せください。

「VISA」「MASTER」「JCB」「AMEX」の認証サービス詳細については下記リンクよりご確認ください。

一部クレジットカード発行企業での3Dセキュア(3Dセキュア2.0)サービス詳細・登録方法については下記リンクよりご確認ください。

3Dセキュア2.0認証支援サービスの説明図

不正利用とチャージバックについて

3Dセキュア2.0

1

クレジットカード情報がぬすまれた!

3Dセキュア2.0

2

「盗んだカードを使ってやる!」そんな時

3Dセキュア2.0

3

カード会社「本人認証してください」

3Dセキュア2.0

4

3Dセキュア2.0で不正利用をブロック!

カードホルダー以外の第三者が本人になりすまし、商品を購入することを不正利用と呼びます。
不正利用と判明した時点で、クレジットカード会社はチャージバックを起こします。

  • チャージバックとは?
    カードホルダーが不正利用等により利用代金の決済に同意しない場合に、クレジットカード会社が加盟店様に対して支払いを拒絶すること。

チャージバックが発生した場合、イプシロン決済サービス利用約款 第17条に基づき、該当取引の売上金をお支払いすることができません。
また、すでにイプシロンと加盟店様にて精算が終了している場合や、直近のお振込み分より相殺できない場合には、イプシロンに該当金額をご返金いただく必要があります。
よって、加盟店様は、商品を発送(サービスを提供)したにも関わらず、その売上金が入金されないという状況となります。

オンライン決済で想定されるリスクの詳細へ

なぜ3Dセキュア2.0が必要なのか?

盗難にあったクレジットカードや偽造クレジットカードによる不正利用が増加しており、それらを未然に防ぐため、パスワードなどの確認を行う3Dセキュア2.0が有効となります。

3Dセキュア2.0の役割

3Dセキュア2.0はECサイトに必要?利用方法や使えるカード会社も解説

3Dセキュア 1.0と2.0の本人認証方法の違い

2022年7月26日より3Dセキュア2.0(EMV-3Dセキュア)の本番環境提供を開始いたしました

3Dセキュア1.0 3Dセキュア2.0
本人認証の方法 カード会員が登録したパスワード ワンタイムパスワード、生体認証など
認証画面 原則表示 カード会社が中リスクだと判断した場合のみ(リスクベース認証)※

※リスクベース認証とは

リスクベース認証とは、不正購入防止の観点から本人認証強化のために、カード会社によって行われる当該取引における不正度合いの評価をさします。 ECサイトで買い物を行う際、利用者から提供される個人情報や、利用者が決済に用いるパソコンやスマートフォンなどのデバイスから得られる情報などのデータを活用して、その購入が利用者本人のものであるかどうかを数値化して評価いたします。
リスクが低いと判定された取引は利用者のID・パスワードの入力が省略可能となりユーザビリティが大きく改善し、クレジットカード決済時の離脱(カゴ落ち)の改善が見込まれます。

リスクベース認証で判定されたリスク度合いに応じて、認証処理は下記の通りフローが異なります。

低:フリクションレスフローとしてパスワード等の入力なしに認証が完結する。
中:チャレンジフローとして会員に対して追加の認証(パスワードなど)を要求する。
高:認証拒否

3Dセキュア 2.0での処理フロー

リスクベース認証

3Dセキュア2.0のメリット

  • ・クレジットカードの本人確認を行うため不正利用を抑制することができる
  • ・なりすましの防止や本人確認などにかかる、加盟店側での各種作業を軽減できる
  • ・セキュリティ面に注意を払っているショップであることを購入者にアピールできる
  • ・不正利用の発生が完全になくなるわけではないが、チャージバックが起きても加盟店負担とならないことがある

3Dセキュア2.0導入後、チャージバックが加盟店様負担とならない場合

加盟店様負担の有無についての確認方法

管理画面にログイン > 取引の確認・変更 > 決済状況の確認から、決済を確認します。
3DS認証状況欄が「本人認証対応/OK」もしくは「本人認証対応/未認証」となっていれば、 チャージバックが加盟店様負担となることはありません。(金額変更をされた場合は、「利用なし」に変更になります。)
ただし、不正利用が多発した場合には、加盟店様負担になることがあります。

クレジットカード本人認証サービス規約(JCB加盟店用)第7条

イプシロンでの表記 / 3DS認証状況 ”不正利用”を理由としたチャージバック
本人認証対応 / OK 発生しない
(ただし不正利用が多発した場合は発生する可能性もあり)
本人認証対応 / 未認証
利用なし 発生する

3Dセキュア2.0利用可能なクレジットカードブランドについて

VISA MASTER JCB AMEX DINERS
3Dセキュア2.0対象
※パスワードなどの登録有無にかかわらず決済可能
カード会社判断で「本人認証」を行う。
3Dセキュア2.0対象外
※決済は可能

利用料金について

法人3Dセキュア認証支援サービス
個人
3Dセキュア認証支援サービス
月額費用(税抜) 1,000円 500円

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注意事項

3Dセキュア2.0対応ブランドについて

VISA/MASTER/JCB/AMEXブランドが対応しています。
その他のクレジットカードブランドにつきましては、本人認証が行われない通常の取引となります。

ガラケー(フィーチャーフォン)対応について

3Dセキュア認証支援サービスはガラケー(フィーチャーフォン)からはお取引ができません。

3Dセキュア2.0解約時の対応について

  • ・3Dセキュア認証支援サービスの利用停止日は、イプシロンにて解約を受付した日の翌々月3営業日もしくは6日のどちらか早い日となります。
  • ・クレジットカード会社からの要請で3Dセキュア認証支援サービスを導入いただいた場合、解約はできません。

3Dセキュア2.0の金額変更後の留意点について

  • ・3Dセキュア2.0を利用した決済を金額変更した場合、3Dセキュア2.0を利用しない決済となります。そのため、後日カード会社より不正利用などでチャージバックの連絡を受けた場合、受入せざるを得ないことがございます。

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ECサイト運営者向けの「最適なセキュリティ対策」選び

イプシロンは多彩なセキュリティサービスをご用意しております。複数のセキュリティサービスを組み合わせてショップに最適なセキュリティ対策を行いましょう。

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