“ファンによろこんでもらうための場”に

カンミ堂
内山 真菜美 様 田村 友紀 様

カンミ堂 内山様 田村様

今回お話を伺ったのは、文房具メーカーカンミ堂のネットショップ担当の田村様と広報担当の内山様です。
こんな商品今までなかった!という、便利で可愛らしい製品を自社で開発しています。カンミ堂という名前は、もともと先代が製餡所を営んでいたことに由来します。その屋号を引き継ぎ今はメーカーとして日々“案を練り”、独自性の高い製品を世の中に送り出しています。

『はじめに』

ネットショップをはじめたきっかけを教えてください。
当社の商品は、量販店や文具店などの実店舗での販売が中心です。一方で、店舗販売においてはブランドを守りながら、戦略的に販路をしぼっているため、どうしても「全国どこでも買える」という状態をつくれず、「お店で買えない」というお客さまもいらっしゃいます。そのため、カンミ堂の商品を求めてくださる方が全国どこでも購入できるような場として、ネットショップでの販売は必須でした。
プチカ
ネットショップに「プチカ」という名前が付いているのはどうしてですか?
「プチカ」は小さいという意味の“プチ”と“地下”をあわせた造語です。カンミ堂のオフィスが半地下であることから、地下にある隠れ家のような、工房のようなお店をイメージして名づけました。



運営について教えてください

どのような商品が人気がありますか?
ネットショップ限定で販売している「色もサイズも選べるチャージふせんパック」という商品の人気が高いです。これは、詰め替えられるふせん商品用の専用リフィルに対して寄せられたよく使う色・サイズのふせんだけを購入したい」というお客さまの声にお答えした、欲しい色とサイズのふせんを組み合わせて購入できるサービスとして考案しました。ふせんメーカーの自社ストアであるからこそできる仕組みのサービスで、ネットショップ内では最も人気のある商品です。
これは画期的なサービスですね!お客様の声はどのように拾っているのですか?
過去に、商品についてのアンケートをとったこともありますし、お客さまから「もっとこうしてほしい!」とメールでご意見をいただいたこともあります。 お客さまに直接、商品をご購入いただける自社直販ネットショップだからこそ、より近い距離でお客さまと接する機会も多いです。
ネットショップを運営する上で工夫されている点はありますか?
ネットショップは実際に商品を手にとって試していただけないぶん、動画で商品の使い方を説明したり、実際に使用している様子の写真を複数枚載せる等の工夫をして、手元に商品が届いたときに、イメージしていたものとギャップが生まれないように努めています。
プチカ

今後の展望を教えてください。

近くに実店舗がないお客様がネットでも商品を購入できるように、という補完的な立ち位置でネットショップを始めましたが、これからはもっとカンミ堂のファンを増やす場になるようにどうすればみなさまに喜んでいただけるか試行錯誤しながら運営していけたらと考えています。

ネットショップ「プチカ」とは

文房具メーカー株式会社カンミ堂の公式ネットショップ
地下に構えた小さなオフィスから、世の中に向けて『便利で、面白く、驚きのある』文具を販売しているネットショップです。
PETICA画面キャプチャ