『安心をお届けする』
ショップでありたい

株式会社ジェネリック・コーポレーション
尾崎 真也 様

株式会社ジェネリック・コーポレーション

脅威のリピート率90%

今回インタビューさせていただいたのは、株式会社ジェネリック・コーポレーションの尾崎様。
コンタクトレンズを販売するネットショップ『みんなのコンタクトコム』『アークスコンタクト』の2サイトを運営している。 尾崎様のショップのリピート購入率はなんと90%を超える。

価格競争に陥りがちなコンタクトレンズでここまでの信頼を得られているのには、日々の努力の積み重ねがあった。

ネットショップでコンタクトレンズを販売する楽しさ

コンタクトレンズをネットショップで購入するのが一般的になってきたのは、ここ数年のこと。『眼科で検診を受けてから処方される』といったイメージが強く、ネットショップでの購入をためらう方もまだ多いのではないだろうか。
実は、コンタクトレンズの購入時に処方箋提示の法的義務はない。 業界団体などにより眼科検診は3ヶ月に1度受けることが推奨されているので、長い習慣の中で『リアルの施設・店舗で検診を受けてから購入するもの』とユーザー側が認識しているのだ。

尾崎様『一般の方にアンケートすると、“ネットショップだと何となく不安だから買わない”という回答が多いです。購入者の不安をどう取り除くかというのは、長年のテーマですね。』

ネットショップでコンタクトレンズを販売する楽しさ

尾崎様のショップでは、コンタクトレンズに関するQ&Aをサイトに掲載している。
他のショップと異なるのは、ショップ目線の回答だけでなく一般のQ&Aサイトからの回答も一緒に掲載する、個別にメールでの相談を受け付けるなど、徹底的に購入者様の安心を高める工夫がされていることだ。

コンタクトレンズに関するQ&A
http://www.your-contactlens.com/html/page34.html
『日本で販売されているコンタクトレンズの品質は、非常に向上しています。
どうやったら安心して購入していただけるか、これを毎日考えるのが僕らの使命だし、とても楽しいんですよ』と尾崎様は話してくれた。

路面店ならどうするだろう?と考える

ネットショップでは購入者様の顔は見えない。では、リアルの路面店であればどうするだろう。
お客様が入ってくれば『いらっしゃいませ』と言うし、商品を買わずに店を出て行っても『ありがとうございました』と声をかけるだろう。

『ネットショップでも同じです。サイトのつくり、購入してくれた人に送るメール、購入者様の手に届く箱。こういう1つ1つから、ありがとうのメッセージを伝えることができます。』と尾崎様は言う。

尾崎様のネットショップでは、購入した人に必ず『お手紙』を送っている。メーカー直送の際は商品に同封することができないため、別途郵便で送るという徹底ぶりだ。

『そのひと手間が購入者様の見えない不安を取り除くと思うからです。顔が見えない分、購入者様のことを大事に思っていることを伝えるには工夫が必要ですね。』
“実店舗”と“ネットショップ”

決済手段はショップの体力と相談して

色々な決済手段を導入していただいていますね。決済はどのように選んでいるのでしょう。
クレジットカードやコンビニ後払いなど、購入者様に人気の高い決済は入れるべきだと思いますが、それだけでは判断しません。
決済によって手数料や、購入金額に付加できるかどうかが違います。これはショップの利益率に大きく関わります。

100円かけて御礼のお手紙を送るか、100円かけて新しい決済を使えるようにするか。
どちらも同じ『ショップにかかる費用』ですから、ショップの今の体力の中で、購入者様に一番満足してもらうにはどれを選ぶべきか?ということを考えながら選んでいます。
決済手段はショップの体力と相談して

これからネットショップを始める方へ 一言

ネットショップは作ったら終わり!と思っていらっしゃる方が結構多いと思います。

リアルの店舗もバーチャルの店舗も同じですから、路面店ならまず何をするだろう?と考えてみましょう。
買い手の顔が見えない分、買い手がどこを見て商品購入の判断をしているのか、想像力を働かせることも必要ですよ!

おわりに

ネットショップをこれから始めようと思っていらっしゃる方、コンタクトレンズをネットショップで購入するのが何となく不安だと思っている方。是非一度ショップを覗いてみてください。
『安心をお届けしたい』という気持ちが、サイトから伝わってきますよ。
みんなのコンタクトコムhttp://www.your-contactlens.com/)』
アークスコンタクト』(http://www.arkscontact.com/
みんなのコンタクトコム