“オムニチャネル”の
ブランドを目指して

株式会社uka 様

“オムニチャネル”の 
ブランドを目指して

今回インタビューさせて頂いたのは、ブランド「uka」を運営する「株式会社ウカ」の佐野様。
2009年にブランド「uka」を立ち上げ、“エクセレントビューティー”をコンセプトに、商品の開発・販売の他、ヘアサロン・カフェなどの実店舗も展開している。
ネットショップ「ukakau」では、人気のネイルオイルをはじめ、シャンプーやハーブティーなど様々な美容に関する商品を購入することができる。

ファンを増やすユニークな商品たち

「uka」の商品で圧倒的な人気を誇るのが「ネイルオイル」。10~60代まで幅広い年齢層に愛されるヒット商品だ。
この商品のおもしろいところは、ネイルオイルのボトルに“時間”が書かれていることだ。
例えば、ネイルオイル「7:15(ナナイチゴ)」はサンダルウッドやヒノキ、柚子などの爽やかな香りを取り入れ、理想の朝を迎えられるようにというネーミングだ。「24:45(ニイヨンヨンゴ)」は、柔らかなラベンダー・オレンジの香りに包まれて眠りに落ちる、リラックスした1日の終わりをイメージしている。

生活のあらゆる場面を連想させる香りが楽しめるという独特なコンセプトのある商品なのだ。 また、シャンプーなどの商品には使用方法にとてもこだわりがある。たとえばシャンプーであれば、『頭皮マッサージをしながら泡立て3分置いてから流す』などの特徴があり、正しい方法で利用してもらって初めて商品の良さを分かってもらえる。

ヘアサロンやカフェを訪れたお客様の生の声を商品に反映させることで、よりユーザーの要求に近い商品を作ることができる。商品開発は納得がいくまで、何度も会議を重ねながら作りあげていくのだそうだ。
画面キャプチャ

ネット上での丁寧な接客

ネットショップでの購入者のほとんどがギフトでの購入であるため、ラッピングサービスやメッセージの同梱など、プレゼントする側、される側の視点に立ったサービスにも力を入れている。
また、ネットショップで商品を購入しても、通常店舗で購入したときのようにショッパー(ショップの袋)を同梱してもらえる。これももらった女性にとっては大変嬉しい、きめ細やかなサービスだ。
またシーズンやイベントに合わせ、新商品の先行販売やイベント限定の商品の販売をするなど、『次はどんな商品が出てくるのだろう』とリピーターをワクワクさせる努力も欠かせない。こういった細やかなサービスが『uka』ブランドのファンを増やしているのだろう。
ネット上での丁寧な接客

オムニチャネル的なネットショップへ

ブランド「uka」の目標は、生活に密着した『オムニチャネル化』であるという。
タイムラインに合わせてネイルオイルで気分を変え、 ハーブティーやシャンプーで体の中から美しくなり、 カフェやサロンで充実したライフスタイルを演出する。
ひとつひとつにこだわりとコンセプトが感じられる商品たちは、それだけで生活の中にエッセンスを加えてくれる。人々の生活のあらゆる所に“uka”があり、トータルで「美」を追求できる存在に成長していきたい。そんな熱い思いを語ってくれた。

これからネットショップを始める人に一言

ネットショップは改善・カスタマイズの繰り返しです。
直接お話しながら商品の使い方を説明できるサロンと違って、ネットショップでは商品説明ひとつ取っても『伝え方』で商品の魅力が大きく変わってきますから、何度でも見直し、改善するべきです。
直接商品の使い方や商品の良さをアピールする事が出来ない分、写真や絵を用いて特に丁寧な説明を心がけた方がいいですね。 商品を購入してくれた方は1人でも、その商品に触れる人はたくさんいるかもしれません。
シャンプーなどは家族で利用していただいている方もいるので、使い方を説明したパンフレットを同梱するのも効果的です。お客様の声に耳を傾け、徐々に改善していくといいと思います。
グラインドドッグ

おわりに

ネットショップ「ukakau」では、1日のあらゆる場面と「美」を結びつけた商品を販売しています。
幅広い年齢層から愛される商品で、プレゼントにも最適です。ネットショップのみならず、カフェやサロンにも是非1度足を運び、トータルビューティを目指してみてください。
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