ガラスのぬくもりを伝えたい

菅原工芸硝子株式会社
江草 様

菅原工芸硝子株式会社 江草様

今回インタビューさせていただいたのは、「Sghr スガハラ」の江草様。
「Sghrスガハラ」のブランドロゴを一度でも目にした人は多いだろう。千葉県九十九里に本社と工房があり、全国9店舗の直営店とネットショップを展開している。今回うかがった青山店の店内には季節を感じさせるテーブルコーディネートがディスプレイされており、涼しげな素材のガラスだが温かみを感じる空間だ。

ひとつひとつ、ハンドメイド

スガハラのガラスは1つ1つ職人による手作りで、全部で3,000~4,000種類もあるという。洗練された商品はどれも食卓をスタイリッシュに上質なものにしてくれるだろう。また、ケーキやシュークリームカバーなどユニークな作品もあれば、ハンディキャップのある方や高齢の方のためにデザインされた首を傾けなくても飲みほせるグラスなど、アイデア商品も。 これらは外部デザイナーとの作品だそうだが、スガハラのガラス職人がデザインした作品も多くあるという。

「日々ガラスと向き合う職人はガラスの無限の可能性を知り、ガラスと会話しています。 この職人の作品が好き!という職人のファンもいらっしゃいます。自分のブログを持つ職人もいるんですよ。1年に1度、新作が発表されるのですが、その中で気に入った商品が偶然自分の好きな職人のデザインだったというお客様も・・・趣味がぴったり合うのですね。」と江草さんは語る。
商品写真




ブランドイメージとコミュニケーションを大切に

ネットショップではどんなお客様が購入されていますか?
30代~40代のお客様が多いです。

実店舗・ネットショップ共に女性のお客様がほとんどですが、ネットショップは実店舗に比べると男性のお客様も比較的多いです。 男性のお客様はギフトの需要が多いので、ネットショップでもギフト包装を用意しています。
また、実店舗で見て気になっていた商品をネットショップで購入される方もいらっしゃいます。スガハラの商品は実物を見て触ってファンになられる方は多いです。

青山店の隣にあるスガハラの食器を使った カフェ「reSt」で商品を実際に使って気に入ってくださる方もいますし、他のレストランで使われているのを気に入ってくださり、購入される方もいます。 また、コーディネートして複数の商品をまとめてご購入される方もいらっしゃいます。
ネットショップで気をつけていることはなんですか?
ブランドイメージを壊さないように、ブランドサイトのイメージとかけ離れないように気を付けています。スガハラの世界観をネットショップでも感じながらお買い物していただきたいですね。 また、実店舗と違って接客ができないため、コミュニケーションツールであるメールの文面はやわからかい印象になるよう気をつけています。ネットショップも1つの店舗ですので、『ここで買ってよかった』と思っていただけると嬉しいです。
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決済と集客について

導入している決済はなんですか?
クレジットカード決済、代引き決済、銀行振込です。
一番多く利用されるのはクレジットカード決済で、続いて代引き決済です。 クレジットカード情報を入力することに抵抗のあるお客様のため、代引き決済は必須ですね。商品受け取りと同時に支払いができるのも安心されるようです。
集客はどのように行っていますか?
ホームページと、メールマガジン、Facebookです。メールマガジンは月に1回程度配信しています。
Facebookはなるべく頻繁にアップしていて、最新の情報発信ツールとして利用しています。

手作りのあたたかみを伝えたい

今後ネットショップをどのように展開していきたいですか?
商品を通じて、実生活をより豊かに、楽しんでいただけるような提案をしていきたいです。
また、スガハラのガラスは職人が1つ1つ手作りなので同じものはありません。
その手作りのよさをサイトで伝えていきたい。 ネットショップでお買い物されるお客様はすべてのページを読んでくださるとは限りませんので、伝えたいことを伝えきれるかどうかが今後の課題です。

ネットショップを始める人にひと言

ネットショップは実店舗と違って対面での接客ができません。例えばメールの文面を工夫したり、お問合せには丁寧に迅速にお答えするなど、ネットショップなりのコミュニケーションを工夫することが大切だと思います!

おわりに

Sghr スガハラ」オンラインショップは職人の技と想いがつまったガラス作品を販売するネットショップです。 ひとつひとつハンドメイドに込められたガラスの持つあたたかみをご自宅で感じ、また大切な方へ贈ってみませんか。
Sghr画面キャプチャ